日本の時価総額TOP10企業のホームページのCDN利用率はどのぐらい? 利用しているCDNサービスも紹介します

ウェブ配信の高速化やセキュリティ対策にCDN(コンテンツ配信ネットワーク)は有用ですが、その存在はほとんど知られていません。

弊社の他の記事を読まれた方は、「CDNのメリットばかり書いてあるけど、本当にCDNって使われているの?」、「最新技術が好きなIT企業だけの話じゃないの?」と思われるかもしれません。

そんな疑問にお答えするために、日本の時価総額TOP10企業のホームページでCDNが利用されているか、利用されている場合どのCDNサービスかを調査しました。日本の時価総額TOP企業は、ITに限らず多様な業種で構成されているため、サンプルとしても適切と言えるでしょう。

目次

はじめに

この記事を書いている時の時価総額Top10企業は次の通りです。誰もが知っている超有名企業が揃っています。

  1. トヨタ自動車
  2. 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  3. 東京エレクトロン
  4. キーエンス
  5. ソニーグループ
  6. NTT
  7. ファーストリテイリング
  8. 三菱商事
  9. 信越化学工業
  10. ソフトバンクグループ

CDN利用の有無とサービス名はCDN Finderを使って調査します。このツールを使うとURLを入力するだけで簡単にCDNの識別をしてくれます。

下記は本サイトでの実施例です。 CDNとしてAmazon CloudFrontを利用していることが正しく識別できています。

時価総額Top10企業が利用しているCDN一覧

それでは、早速結果を見ていきましょう。

なんとCDN利用率は9/10社で、さらに7/10社がAkamaiという衝撃的な結果になりました。AkamaiはCDN事業を最初に始めた会社であり、その規模と安定感に定評があることから大手企業で選ばれているのではないでしょうか。

まとめ

本記事では、日本の時価総額TOP10企業のCDNの利用状況を調査しました。 9/10社が導入済みであることからCDNはホームページ配信に必須のインフラと言えるのではないでしょうか。

大手企業以外でもECサイトやメディアサイトを運営している場合は、画像や動画などのリッチなコンテンツを配信するため、CDN導入のメリットが大きいです。

弊社が扱っているAmazon CloudFrontは残念ながら今回のランキングには入っていませんが、AbemaのFIFA ワールドカップ カタール 2022の大規模配信で利用されるなど、その実績は十分ございます。

ウェブサイトが遅い、ウェブ上でのユーザー体験とSEOを改善したいといったご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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